水曜日の午後練は織田フィールドで開催してますが、トラックは直射日光と照り返しがキツイため昨日も日陰で動き作りをメインに行いました。
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練習の流れはこのような感じです。
説明を聞く→話す→走る→見る→感じる→話す→説明を聞く→走る→見る→感じる→話す→説明を聞く・・・
この繰り返しで、自分自身どう走れば効率よく走れるのか言語化していきます。
また、1本1本タイム計測をしてもらい、実際のタイムと感覚との差を感じてもらいました。
また、練習前に最近意識しているフォームであったり、目標達成に向けて現時点で足りないことなど話してもらったり、練習後に今日気付いたことを話してもらうなど、身体も使うけど、頭も使う練習会にしています。
私がするパーソナルレッスンも同様です。
ウルプロ®︎練習会は大きく曜日や時間により4つに分かれていて、それぞれ目的に合わせた練習内容にしていますが、午後練は効率よく走るためのランニングフォームを作ることを目的にしています。
もちろん、そのようなことに好き・嫌いはあります。以前知り合いからウルプロ®︎練習会に参加したいのだけど、振り返りとか好きじゃないから参加に踏み切れない。って言われましたが、参加したい方が集まってくればよいと思ってます。
今回参加したメンバーは、それぞれ◯◯の感覚がようやく掴めた気がする。と練習中に話していましたが、その時にはすかさず、それを言語化してみてください。と伝えてます。
掴めた気がする。と話していても言語化出来ない動きの感覚は時間の経過とともに変わってしまい。掴めた気になっていた。気のせいだった。になってしまいます。
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今回はメンバーページに振り返りをした言葉を一部抜粋して紹介します。
この振り返りは、自分自身のために書いているので、他の人が読んで参考にならないこともあります。ただ練習会に参加したメンバーは、言葉の意味や練習会で私が伝えたことと重ねて、自分自身の理解を深めています。また練習会に参加していないメンバーはなぜこのような動き・フォームに変わったのか動画を見ながら分析したり、私に質問したり、練習会でそのメンバーに会った時に、その時意識したことを聞いたりしてます。
ただ、この記事を読んでいる方は大半がウルプロ®︎メンバー以外ですから、メンバーが気付いた技術的な部分・私が練習中に説明したことに関しては、そこだけ読んで違う意味に捉えてしまうと間違った理解になってしまうことにもなりうるのでこちらでは外します。
今回の記事の趣旨は最後に書きます。
Kさん
春から貧血により走れなくなり、ようやく本格練習復帰となった。
危険な暑さに木陰での動きづくり。その後400×1でムリせずの午後練となった。
100mちょっとの木陰を往復。その間をビデオに撮ってもらい、前後で自分自身を振り返り、次の走りにつなげる。
久々の動画撮影に緊張からか、腕振りからやや力みがち。だが、ここ数ヶ月走れない中でしたためた、理想のフォームに近い形で走れている。
腕振りをしないで走る練習を初めてしたが、最近の午後練参加者のみなさんのスムーズな足運びの進化の源は、ここにあるのか!と思った。そこに押す意識もプラスして、よりラクな足運びになった。
400m 86秒
最初腕振りなしの走りから、腕振りを追加して徐々にペースアップして走ったのでこのタイムには驚く。
「上半身の力みを抜く」ここをしっかり定着させていこう。
最後は腿上げ15s×4setで締めた。
Mさん
今日の収穫大。久しぶりに一緒になったKさんからは、「最近の動画を見ていてすごく良くなっていますね。」と言われ、すぐにその気になる性格なので、気分良く練習に入ることができた。今日の練習で、さらに楽に走ることができるようになった気になりました。この調子で距離を伸ばしながら、無意識でも今日の走りができるようにしていきたいと思います。
Sさん
初めてマシなフォーム(自分なりに)を実現できました!
2週間前の午後練では、「上に向かって走っている」「上下動が大きい」との指摘を受けました。その割に「スピードは遅いし、息は上がるし」で、ビデオで見る限りは相変わらず「つっ立ったフォーム」でした。
そこで、この2週間は速く走る練習はしていないで、下への意識だけをしてジョグしてきました。この暑い昼下がりに1回で20~25kmも走れたのだから走りやすいフォームになっていたのかもしれません。
今日も同様のことを意識して走ってみました。ビデオで見る限り、今までとは随分異なるフォームでした。背中は丸まっていますが、そういう意識なのでOKです。大事なことは「骨盤を起こす」こと、つっ立たないことです。その結果、背中が丸いのは構わないと考えています。
意識ではものすごく下方向に突っ込んでいる感じでしたが、それでやっとこのフォームなのか!と、正直驚いたのと、ようやく、初めて感覚が掴めた印象で、満足な練習でした。
今日はラストだけトラック1周したが、思った以上にスピードが出てしまい88秒(@3‘40)それも、途中でこのスピードではフルマラソンどころか5kmも走れないと思い、後半に速度を落としてこのタイムです。今後はこのフォームでスピードをコントロールできるようにします。
スピードが出た原因はストライドが伸びたからでした。ピッチ数は184と通常のトラック練習並みでしたが、骨盤が起きると股関節がしっかり動くんだなと。股関節をフリーにするとは言いいますが、初めて得た感覚でした。これなんだなと。実際に走っている時も「妙にストライドが伸びる」と感じた大きな変化があった練習でした。
Yさん
今日もトラックではなく木陰での動き作りで、言葉にする・動く・動画確認のとても有意義な練習会でした。
先週同様に動いた後すぐに動画確認する事ができ、思っていた動きとの差がすぐに確認でき、自分の動きと思っている動きとの差がわかりました。
脚を下ろす意識が加わることによって接地感があり、しかし脚を使っている感覚が無かったのでこの意識も忘れなようにしたいと思います
自分が良いと思う走りの際のフォームは一言で言うと、お腹を張っている時。もう少し言葉を足すなら、肩に力が入らず前傾姿勢が良い位置でお腹を張って走る時です。
トラックで総復習した時に、自分が思っていたタイムは115〜120秒でしたが、速く走った訳ではないのに102秒で走る事が出来ました。それは、より良い前傾姿勢・お腹の張り・腰が落ちていない・脚を下ろす意識が良い走り・良いタイムに繋がったからです。
Hさん
走っては動画で確認して、感想を言葉にしてみるという繰り返しの中、多くの気づきがありました。
最初に走った時は、脚を置く事だけを意識したところ、上体が前傾せずに立っている事に気づきました。お腹の上を伸ばす事を意識したら上体が前傾した感じがしました。
トラック1周は時計を見ないで。他のメンバーの速さを敢えて意識しないようにしてみました。今までは焦りから身体が緊張して固くなっていた事に気づきました。この暑い中、楽に走って120秒(キロ5)は満足です。
動画はこちらです。
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今日参加したメンバーは8人ですが、昨シーズン グロスタイムでサブ4のメンバーは半分です。
毎回やるべきことを明確にし練習することで急速に伸びてるメンバーもいます。秋冬にどれだけ伸びるかメンバーは楽しみでしょうが、私も楽しみにしています。
私がメンバーに伝えているのは、迷った時は、効率よく前に進むフォームかどうかを基準にしてもらってます。
余りにも細部に入ってしまうことで、バランスを崩したり、意識のしどころが変わってしまうメンバーには都度「そこは考えすぎないで」とアドバイスしてます。
また、周りのメンバーとのフォーム差異を気にしすぎるメンバーもいますが、一人一人骨格も筋力も可動域も違うのだから気にしすぎないで。と伝えています。
Aさんの効率良いフォームと、Bさんの効率良いフォームは違います。
自分自身の効率良いフォームを作っていくのがウルプロ®︎練習会の目的です。
そのために大事なことは、自分がどう走っているかをイメージすることであり、そうなるようにアドバイスしています。
練習後にはアスリチューン・スピードキュアで素早いリカバリーを狙います。
夜はウェアから汗がダラダラ滴れるような蒸し暑さの中で、起伏走10km以上しましたが、メンバーはしっかりと自分の体調把握をして、危なくなる前にグループを落とすなどして、全員体調を崩すことなく練習を終えました。
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