(画像はブログ読者の方が撮影して送っていただきました。ありがとうございます。)
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この週末は山口県防府市で開催された防府読売マラソンを走ってきました。
13℃くらいと予報があり、記録証には14℃と表記がありましたが、日差しは終始強く風のない場所は暑かったけど、総合的に走りやすい気象条件だったと思います。
私のタイムはスタートロス36秒含んで3時間4分56秒でした。
もちろん納得はしてませんが、悲観もしてません。
スポーツに限らず心技体という言葉はよく使われます。
いろいろな要素をたった3文字に込めてしまうのだから素晴らしい言葉だと思います。
今回は自己ベストから6分ほど遅れましたが、自己ベストを出したレースと比べると「体」が劣りました。
昨日の帰り道で読み切ったこちらの本の終わり方は、ちょっとこれで終わるの?って感じましたが、よくまとまった本でした。
また今回のレースで、この本に書かれていることなどいろいろ感じることが出来ました。
レース展開としては、以前の競技場スタートの方がスムーズに進んだのではないか?と感じるくらい、号砲後に前に進みません。(今回から競技場外の国道スタートになりました。)
スタートゲートは近くに見えるのに36秒かかったということは整列時の選手の間隔が近すぎたのでしょう。
絶好調とは言えないけど、つくばマラソンの時と比べたらだいぶ体調も良くなりました。
ただ、つくばマラソン後も喉だけは中々よくならないので、ほとんど走らず回復に注力し他ので、走ってみないと調子が分からない状態でした。ただ調子は悪くないと落ち着いて走りました。
思った以上にスタートロスがあったので、5km通過は22分近くて、これは遅いと思いましたが、ロスを抜くとほぼサブ3ペースです。
スタート〜5km 21:16
この間はリラックスして走ったので平均心拍数は156ですが、ほぼ160くらいて走っていました。
身体の動きは悪くないし、スタート前のアップで足底に張りを感じて25cmから25.5cmに履きかえたネクスト%も違和感はない。
しばらくこのくらいのキツさで走ることにした。
(7km付近)
調子が良い時はスタートして数キロ走ると勝手にスピードが上がっていくが今回はほぼ変わらず。7km辺りの給水が混雑していて多少ロスがあったので、5-10kmのラップタイムは21:22(平均心拍数161)
私のゼッケン番号は1251番でこれはタイム順に割り振られている。欠番はあるにしても自分より速いタイムのランナーが1200人以上いるレースですが、自分の前のゼッケンはほとんど私より遅い番号のランナーでした。
後半は結構キツめの上りがあるので、私のゼッケン番号くらいの方もキロ4分少しで入っているのでしょう。
10-15kmもペースは変わらず21:20(平均心拍数165)だけど、心拍数は上がり始めた。
(17km付近)
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ハーフまでは心拍数を165くらいに抑えて走りたかったので、落ち着かせようとするとペースは落ちる。どうすれば心拍数を上げずにペースを落とさないかを考えた区間だったが、あることに気づいた。
それは何も考えずにSUUNTO9の心拍数を見ると162くらいなのに、ペースのことなどあれこれ考えて心拍数を見ると165に上がり、また考えないで走ると162に落ちていたこと。(正確にとりたいので心拍ベルト着用)
考えたら当たり前のこと。
健康診断で心拍数を測ると普段より上がることあるし、人前で何を話そうか緊張すれば心拍数は上がる。
この区間もイーブンペースで走っていたが、18km辺りの上りでペースを落とし、ラップは21:44(平均心拍数164)に落ちてしまった。これはまずいと意識してペースを少し上げた。(ハーフ通過は1時間31分02秒)
ただ、ペースを上げ始めると心拍数も上がり170を超えるとさすがにキツくなったが、20-25kmは21:33(平均心拍数168)とわずかだが上げことができた。
ここからは42.195kmと考えないで5kmごとに少しでもラップタイムを上げようと走るがペースは上がらない。22分台には乗せたくなかったが25-30kmは22:06(平均心拍数169)と落ちてしまった。
心拍数は見ずに、もう一度21分台に戻そうとペースアップするも小刻みなアップダウンで思ったよりペースは上がらず22:01(平均心拍数172)と超えてしまった。
35kmからはダラダラ上りと、40km手前に急な上りがあり、周りのランナーがペースダウンするのを抜いていくから、ペースが上がっている錯覚に陥るが、ペースを見ると私もペースダウンして唖然とする。30km辺りから足の指先が痛くなるが走りには影響なかった。
(37km付近)
35-40kmは23:12(平均心拍数173)
そして40kmからは9:46(平均心拍数175)
20kmで1264位だった順位は5kmごとの計測地点ごとにこのように推移した。
1264→1211→1153→1044→947→919
350人近く抜いてるのだからペースアップしてるように錯覚してることも何度もあった。
つくばマラソンも今回とハーフ通過は同じようなタイムで入り、そこからペースダウンするも心拍数は170を超えて走っていたが、今回は心拍数こそ変わらないが、そこまでペースダウンなく走れた。
今回走って感じたのは心拍数は170までであればさほどキツくはならないってこと。ただ170を超えはじめるとキツくなってくる。
山口県まで行って、こんな走りしか出来ないことは悔しいが、冒頭、悲観してないと書いたのは、前半の体感的なキツさだと通常時は20’40くらいで走れている感覚だったから。
感覚よりペースが遅いのは心技体の「体」の部分が今回のレースに間に合わなかったことが原因。
そして、ダラダラと5kmごとラップを落とし続けるレースもあるが、今回はわずかづつだが何度も戻せたこと。
また心拍数についていくつかの気づきがあったこと。
次回は序盤はチェックするも途中からは自分の感覚だけを頼りに走ることにする。
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昨日は秋芳洞に行ってきた。
20代の頃、出張の際に得意先と一緒に行って以来だが、整備されたのか昔の記憶と全く噛み合わなかった。
ただ、昔の記憶にアプローチしようとすると、それに関連付いた記憶が次々に浮かんでくる。
脳ってホント不思議だ。
また数十年経って秋芳洞に行ったら、今回のレースのことを思い出すのかもしれない。
体調はよくなってきているので、年末年始に崩すことなく練習を重ねたい。