前話で紹介したIさんに続き、今回は痛みの出ないランニングフォームに変えたことで定期的に走れるようになりダイエットに成功そして自己ベストを更新したOさんを紹介します。
Oさん(男性)


□コロナ禍以前のPBと現在のタイム
- 1000m 3分13秒(2020年11月パワーブリーズカップ4戦)
- 3000m 12分28秒(2020年10月パワーブリーズカップ3戦)
- 5km 24分24秒(2020年10月)
- 10km 49分50秒(2020年11月)
- ハーフ 1時間49分33秒(2020年11月)
従来はキロ6を切るのも困難でハーフのベストは2時間10分台であった。
□自己ベストが出た理由
体重が昨年より22kg減ったことが大きな理由ですが、そのキッカケになったのはパーソナルレッスンでランニングエコノミーを意識したフォームを考えるキッカケになったことです。
フォームを意識して走ると長く走れるようになり定期的にジョグをする習慣がつきました。毎日走ることで安静時心拍が昨年同時期で60回毎分→40回毎分台と明らかに減少して日々のジョグでは160回分台→120回毎分台と楽な状態で走れています。
新澤コーチおすすめのアスリチューンやカーネル、nakedランニングベルトを導入して毎日無理なく疲労を溜めすぎることなく走ることが習慣化してランニングが楽しくなりました。最近では、リカバリーと体幹の重要性を感じてスポーツバルムの使用、ウルプロOTSへの参加を始めました。
□印象に残る気づき
1番は足の切り替えです。以前は、無理にストライドを伸ばそうとしていましたが、それが原因で腰が落ちて脹脛に負荷がかかり痛めたていましたが、パーソナルレッスン以降これがなくなってきました。
痛みがないから毎日のように走ることができるようになり、心肺能力や筋持久力がついてきました。自己ベスト更新だけではなく、痛みや怪我なく継続して走れることができるようになったことが嬉しいです。
ウルプロ練習会に参加する事でメンバーの方々の走りからの振り返り、学びやを自己に活かす、交流からランニングに対するモチベーションも1人で行うより維持、向上されています。
□自分にとって自己ベストとは?
<スポンサーリンク>常に自己ベストを狙う様なアスリートでは有りませんが、モチベーションの1つとなっていることは確かです。今後も楽しみながら少しずつレベルupして結果として自己ベスト更新、怪我なく継続をモットーに取り組んで行きたいです。
こちらはOさんが入会して初めてパーソナルレッスンをした時の画像です。

この頃と比較すると体重が大きく減少してきたことが分かるでしょう。そして体重だけではなくランニングフォームも大きく変わりました。
この当時のランニングフォームはOさんも話していますが、ストライドを伸ばす意識が強く膝下を振り出すような走りでした。

このように膝下を振り出すと接地位置は身体より随分と前になりますから、接地の瞬間にブレーキがかかり体重を受け止める形になります。現在より20kgほど重い体重だったわけですから、膝などへの負担も大きかったでしょう。

こちらは今年パーソナルレッスンをした時の画像です。膝下を振り出さずに身体の軸の下で接地できるように変わってきました。体重も減ってきているのだから以前と比べて身体への負担が小さいのは分かるでしょう。
<スポンサーリンク>従来はこのような負のスパイラルだったのでしょう。
身体へ負担の大きなランニングフォーム→走ると脚などが痛くなる。→長い距離走れない。継続して練習できない。→体重が落ちない。体重が増える。→身体への負担が大きくなる。・・・そして、痛くなるわけですから楽しいわけありません。
それがこのように変わりました。
身体への負担が小さなランニングフォーム→走っても脚など痛くならない。→長く走れる。継続して練習できる。→体重が落ちる。→身体への負担が軽くなる。→速く走れるようになる。→楽しくなる。
元々Oさんは筋力や瞬発力などあったのですが、1000mタイムトライアルを3分13秒で走れたことは大きな自信になったと思います。
ウルプロ練習会への参加や、パーソナルレッスンご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。
次は故障でしばらく走れなかったSさんが、もう故障しないようにとフォーム改善に取り組んだところ、いきなり自己ベストを更新しました。何が変わったのかを紹介しました。