昨日はパーソナル→午後練→パーソナル→定期練習会と続く、1週間で一番忙しい曜日です。
織田フィールドが3月上旬に使えないことはしばらく前から案内看板に掲示されていたので知ってましたが、現在オリンピックに備えて更衣室を改修中なのでその関係かと考えていましたが、休場日程から考えると新型コロナウイルス対策だったのですね。
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東京都主催イベントの開催基準は非常に分かりやすく、屋内イベントは屋外イベントよりリスクが高く、また飲食物の提供有無がポイントになっています。
民間のイベント主催者などが必ずしも従う必要はありませんが、分かりやすい基準なので、これを参考にする主催者は多くなるでしょう。
ウルプロ練習会は、アスリチューン・スピードキュアを練習後に提供していますが、パッケージの口を付ける部分には触らないように渡していましたが、昨日から提供方法を変えました。
今回の件が落ち着くまでは提供しないので、練習後のリカバリーに必要なサプリメントは各自用意してもらう。そして参加回数5回につき、アスリチューン5個1パックを提供することにしました。それはアスリチューンが5個ごとにこのように包装されているからです。
メーカーサイトで30個注文したら5個パックが6個送られてくるわけです。
練習会参加時はアスリチューン・スピードキュアを提供していましたが、今回まとめて提供する際にはスピードキュア以外のアスリチューンも選択できるようにしました。ただしパッケージで渡したいので、赤2個、黒3個などはNGで、赤5個1パックとか、黒5個1パックという5個単位での提供にしました。
昨日は、練習会で提供するアスリチューンを持たずに自宅を出たのでザックはかなり軽く感じました。アスリチューン1個はだいたい50gです。午後練と定期練習会合わせて40人参加すれば2kgになります。2kgは大した重さではありませんが、8kgでギリギリ重くないと感じるザックに2kg加わると結構な重さになります。
もちろんまとめて渡す時は大変です・・・。
充実した練習ができたメンバーの笑顔はいつも通りです。
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ここまではタイトルと関係のない話です。
昨日は午後練前後にウルプロメンバーとパーソナルレッスンを行いました。
2人ともサブ4目指しているメンバーです。
力はついてきて名古屋ウィメンズマラソンなどで目標達成を狙っていましたが、残念ながら中止になったので多少なりともガッカリしていると思います。
こんな時だからこそ、力がついてることを自分自身で感じて欲しい。それを感じることができたら嬉しいです。
動画もアップしますが、アドバイス前とアドバイス後のフォームの違いはキャプチャーにした方が分かりやすいので4コマにしてみました。
二人に共通していたのは、沈み込みが大きいことから脹脛を多用するフォームだったということです。また一生懸命走ってもスピードを出せず、400mだけでも2分は切れなかったのも共通点でした。
Yさん
アドバイス前
アドバイス後
Kさん
アドバイス前
アドバイス後
(左上画像)接地時に逆の足がどこにあるかを見ると違いが分かりやすいと思います。
また、無理矢理スピードを上げようと大きなフォームにしているわけではなく、脚がオートマチックに動く感じだと二人とも話していて、ふくらはぎなどへの負担は比べようもないくらい軽いようです。
400mや1000mで過去出したことがないようなタイムで二人は走れるようになり、タイムをみて驚いています。スピードが上がると心肺的にキツイと話していましたが、今まで出せなかったペースで走れているのだから当然です。
そして、スピードを出せる身体の動きを作った上で、呼吸が乱れないペースで走るフォームに落とし込んでいきます。すると、今まで全力だったペースとほとんど変わらずに呼吸をほとんど乱さずに走れたりします。
当然ながら二人に同じアドバイスをしたわけではありません。それぞれ言葉の捉え方も違うし、走る際のイメージも違います。また体形や筋力なども違いますからアドバイスは変わって当然です。
ウルプロにも様々なメンバーがいますが、マラソンのタイムとは関係なく器用なメンバーもいれば不器用なメンバーもいます。アドバイスした動きを即座に出来るメンバーもいれば、中々出来ないメンバーもいます。
私自身、不器用なので、出来ないメンバーの気持ちはよく分かります。だからこそ同じことを伝えるにしてもいい方を変えたりします。
また、このメンバーはなんでこの動きができないのか?を考え、何がネックになっているのか?を考えます。
ウルプロ練習会では、一人一人からじっくり考えを聞いて、ネックになっていることを探すことはできませんが、短い会話の中で、もしかしてこの方はこんな風に理解しているのがネックになっているのではないか?と気づくことがあり、そんな時は短時間アドバイスします。それで変わることも結構あります。
パーソナルレッスンだと、じっくりその方の動きをみて、またどのようなイメージを持って走っているかを聞きながらレッスンを進めるので色々掴んでもらえます。
今回いくつかアドバイスした中で、脚の切り替えもアドバイスしました。
脚の切り替えを素早くとか、接地時間を短くなどアドバイスを受けたり記事で読んだ経験はあるかと思いますが、誤解している方も少なくありません。
直立不動の状態で片方の膝を上げて、その足を下ろしつつ逆の足を引き上げる動作をしてもらうと、足が付いてから逆の足を引き上げる方が多いです。今回二人とこの動作を繰り返ししましたが、素早くというのは足が地面についてる場所から一番上に上がった場所までの数10cmを速く上げるというより、上げ始めるスタートを早くするということです。
ちょっと理解しにくいと思うのと、理解できても中々動きに繋げるのは難しいと思いますので、上の言葉がスッと頭に入ってこない場合は理解する必要はありません。
ただ、この言葉で今まで考えていたことが繋がった方もいると思います。そして今は繋がらなくてもなんかの拍子に繋がるかもしれません。
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アドバイス後の二人の画像のフォームを見るとサブ4.5ランナーには見えないと思います。
二人はこのように話しています。
アドバイス前後で足さばきが全く違うのがよく分かります。忘れない様に自分の言葉で復習して行きますね。今日は筋肉痛は有りませんが、脚に乳酸が溜まっている様な疲れが残ってます。
筋肉痛について触れているには理由があって、今までも違う動き、そして今まで出せなかったスピードで走っているので、多少なりとも負担がかかっています。走っている時は大丈夫でも、帰宅後や翌日に張りなどを感じることもあるので確認をしたのです。その箇所によっては、走る際の意識を修正してもらうアドバイスをします。
今回、『乳酸が溜まっている疲れ』とあるのは、午後練で動き作りやフォーム定着の2000mなどした後に、1500mタイムトライアルをしてから、サーキットトレーニングをしたからです。速いメンバーも相当脚が重くなったと話しています。
足の切り替えや前傾姿勢については、パーソナルで再度調整してもらいなんとか感覚がつかめてきた。接地の他にも体の軸もどうしていいのか分からなかったがパーソナルで感覚がつかめてきた。速く走りたい意識が強い時は、ストライドを伸ばそうとするがあまり前へ前へと出すので接地で沈み込んでいたために膝に負担がかかり膝が痛くなっていたことが分かった。
Kさんは接地時に膝が曲がると膝が痛くなるので、なぜ膝が曲がるのかを理解してもらい、そうならないためには何をしたら良いのかを動き作りで身につけて行きました。
二人とも器用な方ではありませんが、反復して練習して無意識に動けるようになっていきます。そのためにも動けるようになった時に、なぜ動けるようになったのか?何を意識したら動けたのか?今まで何が原因で動けなかったのか?を言語化してもらいました。中々言葉にならないのですが、それを私が言葉にするのではなく、本人に言葉にしてもらいます。かなり地道なことですが、自分の言葉にすることができないようでは理解していないのです。それでは分かったと思ったことはすぐに忘れてしまいます。
3月のパーソナルレッスン可能日はこれから調整して行きますが、引き続きあまり多くの方のリクエストには対応できません。基本練習会前後の時間帯は可能です。(夜の練習会の後はできません。)ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。