現在はサブ3ランナーの私も初めてのフルマラソンは4時間56分でした。もう15年前のことですが、前日車でコースを回ろうとしたけど、半分回ったところで、まだ半分なのかと途方にくれて、これ以上回っても悪いイメージしか残らないとやめました。当時走った最長距離は練習含めてハーフマラソンで、それも1回だけ。次に長い距離は10kmでした。当然ながら21.1km超えたら未知の距離でした。
<スポンサーリンク>
諦めなかったから完走できた
そんな初心者ランナーの私が18kmで脚が攣り走れなくなるも制限時間5時間のレースを完走できたのは諦めなかったからです。
そして、諦めなかったから、その時点で自分に出来ることは何かを考え、それをひたすら繰り返すことができ、終盤は遅いながらも走ることができ完走することが出来ました。
マラソンは根性のスポーツだと言われることあるけど、それを言ったらどんなスポーツだって根性は必要だと思うし、根性の一言で済ませちゃダメです。そこで思考停止になります。
<スポンサーリンク>
初心者向けアドバイス記事を作ろうと思った理由
さて、私が初めてフルマラソンを走った2007年は第1回東京マラソンが開催された年で、当時は初心者ランナーが圧倒的に多かった。大会が終わって最寄駅に向かうランナーの中には脚を引き摺っている人がかなりの割合でいたけど、そのような方が年々少なくなってきたように感じる。それは経験豊富なランナーの割合が増えてきたからであり、初心者ランナーが減っている指標でもあります。
燃え尽き症候群的に走ることをやめる人、故障で走れなくなった人が一定割合でいるのに、新たにランニング始める人が少なくなれば、ランナー人口は減少していきます。
ランニングクラブを運営し、さまざまなランニング関連メーカーと関係を持つ私としては、ランナー人口は増えて欲しい。理想としては一気に増えるといろいろ弊害が出てくるので少しづつ増えて欲しい。
そのために必要なことはいろいろあるけど、その中でも大事だと思うのは走り始めたばかりのランナーに継続して走り続けてもらうこと。
私が初フルで脚が攣って走れなくなった時に諦めて収容車に乗ったら、そこでランニングは終わっていたかもしれない。またあの時故障していたらやはり走るのをやめていたかもしれない。
レース中、いろいろ試行錯誤したけど、そもそもインプット量が圧倒的に少ないのだから引き出しは少なかった。なんとかゴールして家に帰る時も、フルマラソンを舐めて準備をしないで走った自分に怒りを感じた。そして、次はしっかり準備して走ろうと思った。
そんな観点から考えると、初めてフルマラソンにチャレンジするランナーに向けた情報発信は結構大事だと思う。検索してみると記事など玉石混交で、これを初心者がやったらダメだよ。なんてこともあります。
当時の私が欲しかった質問に、今の私はほぼ答えることができる。当時の私にアドバイスするように記事を書いていこうと思います。
それらは、フルマラソンでタイムを狙うようなランナーや、ウルトラマラソン完走したランナーでも結構忘れてしまっていたり、そもそも知らないことなので参考になると思います。
そして、初フルマラソンなどで散々な思いをして、そこでランニングをやめた方が、たまたまこの記事を読んで、もう1回走ってみようと思うような記事にしたい。
読まれる方のレベルを考慮してできるだけ簡単に書くつもりです。
パーソナルレッスンやウルプロ®︎練習会への参加などFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。
その1 痛みが出たら一休み
その2 速く走るより、長い時間動く練習
その3 戦略的に歩く
こんばんは。パーソナルレッスンでお世話になっております北海道の松浦です。今月開催の北海道マラソンを棄権するか悩んでるところこの記事が飛び込んできました。このレースは練習と準備を怠るとダメージが凄いので練習量ややる気が低下、パーソナルレッスン受けに行きたいと思っていたら東京は猛暑とコロナで行く勇気も無く、と諦めかけていました。確かに距離は走ってないけど初心者よりは何度も完走している大会だしどこで苦しくなるかもわかっているので考えが少し前向きになってきた所です。ハーフの距離すら走ってないけどキロ7で走ったら5時間位でゴールできるかな?とかイメージが湧いてきました。まだ100%出ようとは思えませんが少しの時間のトレーニングを大事にこなして見ようと思いました。