今日の午後連は、上り坂を使って接地で地面を押す感覚を掴んでもらう練習をしました。
スポンサーリンク
斜めの動きでは、軸足にしっかり乗る感覚を感じてもらいました。
その後、左右の脚のバランスなどチェックしてから、先週の練習で意識した動きを思い出して、各自注意する点を言葉にしてもらってから動画を撮りました。
私が気になる動きは、動画を見れば、本人がまず気づいてもらえるようになりました。そしてなぜおかしくて、どうすれば良いか言葉に出来るようになってきました。
スポンサーリンク
その後、赤坂御所に移動して、ところどころで止まって坂道を使った練習をする意味など伝えながら一周しました。
上り坂は、傾斜があるので、地面に対して垂直に立つと重力に対しては後傾するので、接地で地面を押すことは出来ません。上りで地面を押すためには地面に対しては少し前傾になります。
その際、傾斜があるので地面が近いので、押しやすくなります。
つくばマラソンで自己ベストを30分以上更新したNさんは、後傾する癖がだいぶ治ってきました。また奥武蔵練習会の時に登りを楽に走るフォームに気付いたと話していたので言葉にしてもらいました。最初は“なんとなく”という単語が多かったけど、次第にイメージを言葉に変えることが出来るようになりました。
Nさんの感覚では、“地面を押す”のではなく、“地面を抑える”のようです。
しっかり乗れています。
その結果しっかり地面を押すことができます。
入会まもないHさんは、まだ押す感覚を掴んでいる過程なので、動画で見ると接地で沈み込んで、脚のバネを使って跳ね上がるように走っていました。
ストライドが大きく、接地した時に上体が追いついていないので、身体の前で接地しているのが原因です。このような走りだと脚のバネを使うから疲れます。
その原因になっているのは、ストライドが広いことですが、ストライドを狭くしてなどとはアドバイスしません。ストライドが広くなっている原因は腕振りにあるのです。
Hさんは、この角度が広すぎるのです。平地であれば良いのですが、上り坂を走る時はもう少し肘の角度を狭めてコンパクトに振ればピッチが上がり、自然とストライドは狭まり身体が遅れることはなくなります。
そこだけ意識して走ってもらいました。
メンバーが口を揃えて乗れるようになったと話していましたが、ひじの角度を狭めることを意識しただけでかなり変わりました。動画だと明らかですが、キャプチャーをみてもある程度分かると思います。
たまたま通りがったランニングのフォームと比べるとグイグイ登れそうなフォームですよね。
Hさんは今日で3回目の参加ですが、毎回成長しています。週末の赤羽ハーフで自己ベストを更新することができたようです。
そのあと、坂を長くとって全員に全力で走ってもらいました。
スポンサーリンク
他のメンバーのフォームを見て、どこをどうしたら良いかなども言葉に出来るようになるくらい、メンバーのレベルは上がってきました。
今日もアスリチューン・スピードキュアを飲みリカバリーに繋げます。
この週末は5人の女性メンバーが過去の自分を超えました。
おめでとうございます。
ウルトラプロジェクト練習会に体験参加希望される方は、Facebookページのメッセージにてご連絡ください。