入会時このような走り方だったWさんは、1歩進んだら半歩下がるを繰り返しながらこのようなフォームになってきました。
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当初は膝下にかなり力が入っていましたが、だいぶ力が抜けてきました。上半身の力も抜けてきました。体幹が強くなり骨盤を使う感覚も身についてきたようです。
水曜日の午後練は、某BS放送の撮影がありました。2、3人で来るのかと思ったら、10名近く来られて驚きました。。
ただ練習は普段通りです。
ウォーミングアップ後にまずは現状把握のために動画を撮りました。
Hさんはフルマラソン5時間くらいのランナーですから、まだ変えていく箇所はたくさんありますが、接地に乗る感覚は身についてきましたし、骨盤を使う感覚も身についてきました。かなり楽に走れるようになってきたと思います。ただ上体に力が入りやすく背中が丸まることがあります。
Wさんも入会時5時間近いランナーです。効率よく走るということを理解し走りが変わってきました。仲間から完走は無理と言われたチャレンジ富士五湖71キロも制限時間に1時間以上余裕を持って完走しました。
身体能力の高いTさんは膝下を振り出す動きを我慢できないため、上体より少し前に接地してしまい沈み込みが大きくなります。もう少し振り出しを我慢できるとかなり変わります。
体験参加のKさんは力みのない走りをしてますが、やはり膝下の降り出しを我慢できず、少しに接地するので身体の沈み込みが大きくなります。ストライドを伸ばそうという意識が強いのかもしれません。
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その後、動画をみてもらってから、自分の現在の動き動きや、イメージとのギャップ、そしてどこに気をつけるかなど、本人の言葉で話してもらいました。
ウルプロ午後練は教わる場というより、自分自身で気付いて、考える場にしてます。
課題解決のためのドリルやトレーニングを行ってから再度動画を撮りました。
Hさん かなり良くなりました。
Wさん 安定してきたのか上とほぼ変わりません。
Tさん 膝から動かすイメージと、膝下の降り出しを我慢して上体の真下で接地するイメージはついてきました。
Kさんは劇的に変わりました。スムーズに体重移動が出来るようになり、力まなくてもスピードが出そうなフォームです。
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そのフォームで1325mを呼吸が楽なペースで走ってもらいました。
すると、KさんとTさんは6’13(4’47/km)、Hさんは6’24(4’50/km)、Wさんは6’34(4’57/km)で走りました。
タイムを伝える前に、各自からどのくらいのペースで走ったと思うかを聞いたら、20-50秒くらい速く走れていたのを知りみな驚いていました。
なにせ、Hさんも、Wさんも入会時は相当頑張らないとキロ6で走れなかったのですから。それが1周とはいえ、楽な呼吸で走ってキロ5を切ったのです。私自身が驚きました。
高反発のランニングシューズを履いたわけではありません。
どうすれば前に効率よく進めるかをイメージして、そのイメージに近づけていっただけです。
また、体験参加のKさんにどこが疲れたかと聞いたら腹筋だと話していました。そう体幹を鍛えないと長く走れないフォームなのです。
それが分かるから、体幹を鍛えねばいけないと繋がります。
体幹を使った走りをしてない方が、体幹を鍛えねばと思っても長続きしません。また走る際に使う部位を意識して行う体幹トレーニングと、意識しないで行う体幹トレーニングでは効果が全く違います。
そしてウルプロサーキットに繋がります。
お腹ってどこ?
お尻はどこ?
肩甲骨ってどこ?
走る時どう動いている?
どう動かしたらスムーズ?
など、体感してもらうトレーニングです。
いつもは2周ですが、今回は3周しました。
見るたびにメンバーの体幹が強くなっているのを見ると嬉しいです。
練習後に、アスリチューン・スピードキュアを飲んで素早いリカバリーをめざします。
練習会参加などお問い合わせはFacebookページのメッセージにてご連絡ください。