10/13ウルプロ織田練〜サブ3ランナーも意識次第で大きく変わる〜前編

毎週ではありませんが、金曜日の夜に織田フィールドでウルトラプロジェクトの練習会を開催しています。

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練習メニューはトラックを活用してのスピード練習をメインにしています。400mや800mのレペテーションが多いです。メンバーによってはマックススピードに近いペースで行うこともありますが、苦しくなるギリギリのATペースで行うことが多いです。

絶対的なスピードを付けることが目的ではなく、いつもより速いペースに身体を順応させたり、速いペースで走ると無駄な動きが出来なくなるので、それを感じてもらったり、もちろんVO2max向上にも役立ちます。

メンバーにはいつもの苦しさで走っても結果的にペースが速かった状態を作ろうと伝えています。そのためラップはとるけど時計を見てペースを調整することもしません。

今回は800mレペテーションの前に動き作りを行いました。

ウォーミングアップを兼ねて、最初はウォーキングをしながらいろいろ考えてもらったりジョグをしました。

体験参加のYさんはサブ3ランナーですが、今までは感覚で走っていたので自分がどう動いているか?なども考えたこともなかったと話していました。

最初に走りを見て瞬発力など身体能力は高いけど、ストライドを伸ばす意識が強く、疲れてきたら接地に上体が間に合わないのでは?と思いました。

5000mのタイムは16分台なのにマラソンはサブ3ギリギリというのも、この辺りが原因だと感じました。そこを修正するだけですからかなり伸びしろがあるランナーです。

ウォーキングやジョグの合間にいくつか動き作りをしてから動画を撮りました。

その意識をもって走ると、明らかに推進力が変わったと驚いていました。

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メンバーは動き作りをするうちに地面を押す感覚を掴んでいきました。

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その中でチャレンジsub3.5メンバーのNさんは中々イメージができないようでした。走力が高いメンバーで練習熱心ですが、いろいろ情報に接し過ぎて何をしたら良いのかわからなくてなってきてると感じました。Nさんに限らず走力がついていく過程であれこれ足して行こうとすると情報を消化しにくくなり、それが迷いに繋がることがあります。

Nさんが改善しなくてはならないのは、ストライドを伸ばす意識が強く、その結果接地が間に合わず沈み込みが大きいことです。どこどこか弱いから動けないのではなく、なぜこのように動いているのかを自分自身で客観視しないと変わりません。

そこで練習後に少しアドバイスをすることにしました。
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その後、400mをキツくならないギリギリのペースで走ってもらってから、そのタイムを参考に800mレペテーションの設定を決めました。その設定はフォームを意識できる範囲のはずです。

目標タイムごとに設定目安を決めることはありますが、同じ目標タイムでも、スピード型のランナーもいれば、持久型のランナーもいるのです。

不整地でのケガから復帰したFさんは・・・



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