で購入したことを紹介しましたが、重量など測ってみました。
ズームフライは25.5cmで、218gでした。アッパー素材の耐久性を落としてでもあと20g軽くなれば使いやすいと思ってます。
ヴェイパーフライの重量には驚きました。
25.0cmで168gです。
ズームフライより50gも軽いのです。
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ターサージール6の153gよりは重いですが、これだけソールが厚いのに168gは驚異的な軽さです。
しかし、ズームフライとヴェイパーフライは見た目はあまり変わりません。
ちなみに下がヴェイパーフライです。
これで50gも違うのは中々想像出来ないと思います。
どこで軽量化してるかと言えばソール素材だけではなく、アッパー素材もだいぶ変えています。
シューレースを通す穴も少し形状が違います。画像を拡大してみてください。
踵周りの厚みを比べてください。アッパー素材もかなり薄くなっています。ただ踵のホールドが落ちないようこんな風に工夫されています。
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後ろから見ると遠目にはほとんど分かりません。
ソールも似ていますが、ヴェイパーフライは土踏まず辺りが少し抉れています。
ズームフライのインソールは着脱式でしたが、ヴェイパーフライは貼り付けています。
また細かいですが、ズームフライはナイキブランドを示すスイッシュマークにシールのような素材を貼り付けていましたが、ヴェイパーフライはペイントされています。軽量化のためでしょうか?
同じ力で前後から押し曲げてみました。ズームフライも固いけどさらに固いです。
室内で素足で履いてみました。
ソールはクッション性が高く、168gのレーシングシューズにはありえないソフトな履き心地です。
重心を前に持って行くときに爪先が、カクンとなる感じはズームフライと同じです。
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走ってたら、感想を書きますが、ヴェイパーフライ自体が市民ランナーに十分に行き渡っていないことから、トップランナーにしか履きこなせないシューズだとか、硬すぎて走れないとかいう、試し履きをした方の感想が常識のようになっていますが、実際に足を入れてみて、それってホント?と感じました。
今回購入したのは、その辺りも明らかにしたかったのです。
キロ2分台のスピードでないとカーボンプレートは曲がって反発を生み出さないかもしれませんが、ズームフライはソール自体が硬くて曲がりません。ソール形状が推進力を生み出しています。
例えば、キロ4分で走った時にヴェイパーフライのソールに内蔵されたカーボンプレートが十分に曲がらないとしても、ズームフライと同じような感覚で走れば良いと思ってます。ズームフライ唯一の不満である重量が解消されているのは非常に大きいです。
また、ヴェイパーフライを履いてる仲間から聞いた話では160kmが寿命と言われているけど、カーボンプレートを激しく曲げ伸ばしするような走りばかりでなければ、160km走ってもまだまだ履けるようです。
その辺りも試したいのです。
ヴェイパーフライの記事が少ない理由について感じたこと書きました。合わせてお読みください。
履いてみました。