暑い奥武蔵練習会でメンバーが感じたこと 後編

暑い奥武蔵練習会でメンバーが感じたこと 前編


暑い奥武蔵練習会でメンバーが感じたこと(前編) から続く

Kさん(女性)

水分はスポーツドリンク500ml凍らしてものと経口補水液500ml身につけて、サポートカーに500mlペットボトル置きました。走る前まで、カチカチに家で凍らしてきたペットボトルも身につけて走ってるうちに5キロも走らないうちに溶けきりました。新澤さんの用意して下さった冷たいスマッシュウオーター、経口補水液もいただき、冷たくておいしくて、水分はトータル2リットル弱補給したと思います。前半絞れるほど汗をかいていたのに、暑いのに復路の後半からあまり汗が出ない感じになってたので、あともう少し長くて走っていたら、熱中症っぽくなっていたかもしれないと思いました。結果的に水分補給量は足りましたが、あの暑さの中では、もう少し準備するか、お茶屋で買って飲んだ方が良かったのかもしれません。

走りの方は、登りの真下接地のお話を聞いたあと特に意識して登りました。急坂は上半身だけ前のめりになって腰が遅れる感覚があってので気をつけました。

下りは、膝の違和感もなく走れ、最後の3キロの急坂をペース上げて走ったところストライドが大きくなり、膝に負担がかかったようで、残り1キロくらい違和感が出てしまいました。下りのペースを上げた時に、ピッチを上げられるようにならないと膝への負担がやはり出てしまうので、これからは注意が必要でした。

今回奥武蔵3回目の参加でしたが、一番キツく感じました。サポートカーのおかげで助かりました。水かぶりも始めての経験でした。新澤さんはそっとかけて下さったので靴も濡れずにすみますが、大会などの時は気をつけないといけないのですね。顔振り峠で食べたパピコもおいしく生き返りました。

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Iさん(女性)

暑さとタフなコースで不安でしたが、サポートカーと皆さんが一緒という事が心強かったです。ありがとうございました。今回は水曜午後練の坂道インターバルでの軸足にしっかり乗って地面からの反発を受けて上る意識を目標にしました。

前半は15分頑張ればひと息つけるので、苦しくなってもフォームを意識しながら走りました。軸足にのる感覚が少し得られるようになったので、以前よりきついけど楽に登れるようになった気がします。この感覚を身につけていきたいと思います。

後半はフォームを意識するというより走る事に精一杯になってしまいました。下りでは腕振りに気をつけましたが、気づくと開き気味になっていました。また途中で足が上がらず転んでしまいました。暑いと集中力も途切れてしまうので、そういった点も注意が必要だと思いました。

Mさん(男性)

本当に疲れました。強力なカーサポートがなかったら、あと1kmあったら、みなさんと一緖でなかったら完走できなかったでしょう。あれでも完走、一度も歩いていません。総走行距離21㎞。シャトルランとはいえ、サポートカーを通り越して戻ったのは一度だけ。それも10mくらい。

常に最後尾でした。上りが進まない。同じ場所で足踏みしているのではないかと思うくらいに。皆さん何故あんなに楽に走れるのだろうと思いました。今日は脚の筋肉痛と共に肩、首筋がはっています。力が入ってしまったのでしょう。フォームの維持を心がけたつもりだったのに。

終わった直後は、このランは二度とできない、やりたくない、と思っていました。が、1日経って気持ちは変わりました。皆さんが終わった後も楽しそうにしていらっしゃるのを見て、同じような速さでは無理としても、もう少し楽に走れるようになるのでは? なれたら楽しいだろうなと思うようになりました。いつか、またチャレンジしてみようと思います。良い経験になりました。

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Tさん(男性)

不慣れな峠走は序盤の登りから体が重く、常に心拍が上がっている状態でした。水分はペットボトル3本消費しましたが最後は足りなくなり、サポートがなければ危なかったかもしれません。

反省点としては最初に腕振りの練習をしたにも関わらず走ってる時はほとんど意識できず、非効率な走りになった事です。

Oさん(男性)

上りではアゴが上がって後傾しないこと、脚は着地時に地面に突き刺すイメージで行きました。結果、アゴは上がらなかったですが、猫背で腰が引けたフォームでイマイチでした。もう少し背筋、体幹を鍛えねばダメですね。下りは、変にブレーキを掛けて筋力を使わないように心がけて、着地時は地面を払うようなイメージで走りました。最後まで安定して下れたと思います。

暑いので水分は2L持って、顔振峠ではコーラ500cc飲みましたが、全然足りなく、新澤さんエイドのスマッシュウォーターと経口補水液でなんとか助かりました。全部で3L以上飲んだでしょうか。水かけ、霧吹きも直接体を冷やせるので良かったです。

Kさん(女性)

今回初めての奥武蔵の練習会に参加をさせて頂きました。前夜は「皆さんについていけるか!?」「完走できるのか!?」と緊張と不安であまり眠れませんでした。

話には聞いていましたが、想像以上にタフなコースで、最初の15分で撃沈をしました。キロ7分後半で、息も上がり、最初からゼイゼイし、前日の土曜日、それも日中に走ったことを即後悔をしました。まだスタートをしたばかりなのに、これからどれだけ登るのか?不安は増すばかりでした。

途中、新澤さんから上りの真下接地のお話と実践をしたあと、真下接地に加え腰の位置とお尻に意識をして上りました。すると今まであんなに辛かったのが、少し軽減される感じがしました。スタートしてからここまで腰が遅れる(お尻が落ちている)ことに気が付き、それ以降は「腰高」「お尻」「真下」とつぶやきながら、上りはひたすら耐えて顔振峠へ。

後半は下りが多いという言葉通り、気持ちよく走れました。この時もお尻と腰が引けない様に意識して走りました。前を走る方がコースアウトしたので、アレ?と思ったらゴールの駐車場でした。ゴールの瞬間、本当に辛かったけれど、上りを頑張ってよかったー!と思いました 満足度120%です。

キンキンに凍らせたスポーツドリンク500ml 2本を持ってきましたが、即完売し、サポートカーのスマッシュウォーターと経口補水液でなんとか助かりました。

前日、日中に強い日差しの中を走ってしまったときも、水を頭、首筋や腕、脚にかけながら走ったのですが、体温が下がるので思ったより水分を要求しなかったです。今回も休憩時には新澤さんから水をかけて頂き、効果がありました。

復路一気に下った太もも前面が筋肉痛ですが、それのみ!でした。

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今回、自分が用意したドリンクでは足りなかったと話すメンバーが多かったですが、おそらく私が準備したドリンクがあることから安心して摂取したメンバーもいますが、気温や走行時間を考えて自分の必要とする水分量を把握することはとても大事なことです。

水分の必要量は個人差が非常に大きいですが、私はサロマ湖などであれば涼しい時でも5kmに1回150-200ccは飲みます。すると10kmで300-400ccです。10kmは50分ですから1時間あたり360-480ccです。

例えば今回のコースを顔振峠まで90分かけて走るのであれば540-720cc必要です。実際は暑いから1リットルは持って走ります。そして茶店で残った量を考えて後半のドリンクを購入してスタートしますが、このように自分なりの目安を掴んでおくと水切れをある程度防ぐことができます。

第二関門までの40km以上、水を補充できないハセツネでどれだけ水分を持つのか迷う方は多いです。持ちすぎると重たくなると必携装備品としてルールで決まっている2リットルでスタートすると多くのランナーは水切れでリタイアすることになります。走りきれるのは短時間で到着する一握りのエリートランナーだけです。

例えばハセツネの第二関門までのタイムはゴールタイムの60%と言われています。ゴールタイムが18時間(制限時間24時間)のランナーだと10時間48分となります。概ね11時間として、通常1時間に400cc水分補給している方が、2.5リットル程度の水でスタートしたら第一関門の浅間峠で明らかに足りなくなっているのが分かります。第一関門でリタイアする方の多くは水切れだと聞いていますが、なぜこのようなミスをするかと言えば、時間ではなく距離で水の量を考えてしまうからです。

例えば10kmで400cc使う方であれば40kmでは1.6リットルなので、2.5リットル持てば余裕だと感じてしまうのが原因だと思います。

逆に2.5リットルで足りるランナーはどのくらいのタイムで走るランナーかを考えると、個人差はあるとして1時間に400cc必要とするなら、第二関門まで6時間少々で到着し10時間少々でゴールできるレベルの方です。

今回の練習ではそのようなことを把握するキッカケになったと思います。

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