ウルプロオーバーナイトラン〜自分の走りが変わってきた〜

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今回は自分自身の画像は全くありません。もちろん走行中の画像もありませんが、どのように走っていたかイメージはできます。そして、そのイメージと実際のフォームはさほど変わっていないと思います。

こちらは以前撮影したものですが、上体の位置はこんな感じで脚の縦のストロークが小さいフォームだったとイメージしてます。

前回は熱中症予防について行ったことを紹介しましたが、今回は私自身の走りが以前と変わったと感じたことを書きます。

【途中合流したメンバーを見つけた時の笑顔】

茅ヶ崎をスタートして川崎辺りを通過した時点で距離は50kmを越えたくらい、時間は8時間半を経過していました。私の100kmベストタイムは8時間26分なのでそれより2倍かかっているのです。もちろん2倍のペースで走っているわけではなく休憩によるロスタイムが影響してますが、実際走行中は6’00〜6’30/kmペースくらいで、信号待ちに合わせて頻繁に歩きを混ぜています。

ペースがゆっくりだと楽だと思うのは長い距離を走ったことがない方で、適正ペースより過度に遅いペースだと疲れます。なぜならフォームを保ちながら適正ペースより落とすのは難しく、多くのランナーはフォームが崩れるからです。そしてフォームが崩れると、そもそもスムーズに前に進まないし、普段は痛くならない箇所が痛くなったりすることもあります。

例えば空気圧が適正なタイヤを装着した自転車であれば少し漕いだらスーと進みますが、空気が抜けたタイヤの自転車だと、それより力を加えて漕いでもそれより遅いでしょう。空気の抜けたタイヤを履いた自転車の方がスピードは遅いのに疲れます。ゆっくり走るがあまりに崩れたフォームで走るのはこのような感じだと思ってください。

そして疲労は、走った距離だけではなく、経過時間によっても増していきます。特に暑い時期は疲労感が過重されます。したがって適正ペースより遅く走るオーバーナイトランは私自身結構疲れます。

それが今年は最後まで脚は楽だったのです。エネルギー補給が少なかったので体力的な疲労はありますが、脚におかしな張りもなく、良いトレーニングができたと感じてます。

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コロナ禍の中で、私は長い距離をほとんど走っていません。本来なら4月に250kmレースのさくら道国際ネイチャーラン、本命レースのサロマ湖100kmウルトラマラソン、そして3年目になる、みちのく津軽ジャーニーランなど走る予定でしたが中止になりました。

緊急事態宣言下の練習は長い距離は走らず短い時間ジョグして流しを入れるという練習がメインでした。解除されてからは競技場で100mや200mのショートインターバルなど中心に今年はフォームを整えることを軸にした練習をしてます。私は練習内容は全て書いてますが、ここしばらくはこのような記事が多かったと思いますが、実際に長い距離は走ってないのです。

唯一走ったのはスポーツエイドジャパン主催の彩湖での8時間走で、この大会は感染防止対策などをランナー目線で確認するために走りました。疲労を溜めないのでフルマラソンの距離までジョグして残りはウォーキングにしました。

そのように10年以上前に初めてサブ4した頃から一番走っていない状況でしたが、今回ゆっくりとはいえ少ないダメージで走れたことは自信になりました。

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以前と何が変わったかと言うと、腹と腰の位置が意識しなくても決まった位置に収まるようになってきたのです。そして胸の位置が、腹の位置のやや前方に収まります。そのポジションになれば、上げた足をその場に下ろす(縦に下ろす)だけで前に進みます。

ゆっくり走りならその縦のストロークを小さくするだけです。またピッチも多少落ちますが、大事なことは接地した時には逆の脚(遊脚)がそのフォームにおける最高点まで上がっていることです。ようは脚の切り替えのタイミングは変えていないのです。その脚のストロークを大きくすればスピードは上がります。

【朝、都内から逆走してきたメンバー】

昨年までは体幹部の収まりが悪く、ペースが遅くなると腰が落ちていたように感じます。その状態で前に進むには脚の筋力を使わねばなりませんが、今回のように自然に前傾姿勢が取れると筋力を使わなくても前に進みます。

今回はそんな走りができていたのです。

普段背負わないバックパックは邪魔で、エマージェンシーアイテムなど入れてるので多少重く背中や肩に負担はかかったけど、心配していた右肩と右腕の痛みは大丈夫でした。胸を張って肩が前に出ていない体勢をキープできると痛みは出ず、少し巻き肩気味になると張りが出てくるので、意識して走りました。

さて、今回の走りを支えたのは、ショートインターバルなどを中心にしたフォーム作りだけではなく、4月にスタートして昨夜で77回目を迎えたウルプロ®︎OTSの効果です。昨夜は24名ほどのウルプロメンバーが参加しましたが継続して参加しているメンバーの走りは大きく変わってます。

そして自分自身の体幹部の筋肉も明らかに鍛えられてきました。この体幹強化により長時間フォームを安定して走れたのだと思います。

こちらはウルプロ®︎OTSに参加してるメンバーの感想です。

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今回、楽に走れた要因の一つとして、靴擦れなど出なかったからです。蒸し暑く発汗量が多ければソックス内も汗でグッチャリしてきます。指の間などに擦れ防止クリームを塗っても発汗量が多かったり、雨や水かぶりで濡れると効果は落ちてきます。

最近日常生活含めて履いてるアールエルのペーパー素材配合のワイルドペーパー5は指の間の汗も吸収するので擦れにくくなります。

靴ずれが起こると、無意識に痛い箇所をかばった走りになりフォームを崩して、他の部位へ負担をかけてしまいます。

走行距離や走行時間が長ければ長いほど、ソックス選びは重要になってきます。

【芝公園辺りは日陰で走りやすかった】

コロナ禍によりすっかり走る習慣がなくなってしまった。久々に走ったらガッカリどころの話でないくらい走れずそれいらい走っていない。大会が中止になり目標が見出せなく今はなんとなく走っているが楽しくない。と言う方は少なくないと思います。

それら一言で言うならモチベーションが落ちただと思います。もちろん無理にモチベーションを高める必要もありませんが、このままではいけないと思うなら少し変えましょう。

モチベーションなんて考え方次第でいくらでも上がります。私自身、目標としていたレースが相次いで中止になってつまらないかと言えばそんなことはなく、今できることの中に楽しみを見つけています。

走りを戻したい。と思うなら、ウルプロ練習会やOTSは役に立てると思います。

練習会やパーソナルレッスンのお問い合わせは、Facebookページのメッセージにてお問い合わせください。遠方の方もオンラインでアドバイスできます。

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