前回はランニング歴10年以上のウルプロメンバーが50歳になって初めてサブ3をしたことを取り上げました。
今回は今日私が走った1500mについて少し紹介します。
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3月の古河はなももマラソン終わったら、4月から始まるウルトラマラソンに向けて練習内容を変えていますが、そんな中で陸上競技会で1500mと5000mを走ってきました。
なぜスピード練習もしてない時期に1500mかと言えば、ちょっとやらねばならないことがあったのです。故障リスクなどを考えるとマイナスが多いと私自身思ってましたが少し考えエントリーしました。
やらねばならないこととは、40年近く前。私が中学生の頃に体育の授業で出した1500mのタイムを超えたかったのです。
陸上部ではありませんが5分は切っていたのです。正確なタイムは覚えていませんが、何回走っても安定して4’57〜59とギリギリ4分台だったことは覚えています。
実はマラソン初めて数年経ちフルマラソンが3時間15分くらいの時に中学生の頃の自分には勝てるだろうと1500mを走りました。その時は速いペースに巻き込まれて1周を72秒くらいで入り大失速して5’02と悔しい走りをしました。1500mで5分を切るには3’20/kmより速く走らねばなりませんから意外と速いのです。
今年に入って今なら破れるだろうと思いエントリーしましたが、2種目割引があったので5000mもエントリーしました。
ただこの記録会のための練習は全くする気はなく、実際にやっていません。また私にしては珍しく走り込みをしているので身体の張りや疲労は溜まってます。昨夜の練習会の疲れもあり、自宅を出て歩きながら身体を確認するとかなり張りが強く無理は出来ないと感じていました。
オマケに早めに行って身体をほぐそうとしたら、田園都市線で人身事故があり、急遽渋谷からバスで向かうなど結構ギリギリになり軽く流しをしただけのほぼノーアップでのスタートになりました。
全くモチベーションの上がらない状態でした。。
中学時代のPBは明確には分かってないけど、4分56秒なら間違いなくPBでした。ただチャレンジ富士五湖も迫っている時期に故障はしたくないので、大きな負荷はかけず5分は切る。を目標に走りました。ちなみに3’20/kmペースは1周80秒です。
ラップタイム
0’56(300m)-1’19-1’21-1’18
4’54″70(ave.3’16″47)
壮年男子(40歳以上)1500m 4位
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レース中、風が強い時はありましたが、ほぼ同じようなペースで走れました。ペースを切り替えるようなラストスパートはしないで故障なく走りきりました。
3位まで表彰のようでしたが、全く頭にありませんでした。
体感的にも、計測した心拍数の数値(マックス176)を見ても、もう少し上げれる余地はあったので、スピード練習している時期なら4分40秒台では走れそうです。
ただ今回はようやく中学生だった私を越えることが出来たから満足です。
この半年は、24時間走は214.472km走り自己ベスト(2017年アジアランキング35位)。10kmはアップダウンのある青梅マラソンは38’21で走り自己ベスト。フルマラソンは3年3ヶ月ぶりのサブ3復帰。
そして中距離の1500mでもPBを出すことが出来ました。
そろそろ52歳に近づいていますが、スピードも持久力もまだまだ伸ばせる余地はあります。
またフォームに関しては毎周回動画を撮ってもらいましたが、終始同じようなフォームで走れていました。
ウルプロメンバーや、パーソナルレッスン受講者の持ってるモノを生かすようなアドバイスを心掛けていますが、その経験は自分自身にもプラスになっています。
アドバイスが腑に落ちない。もしくは体現できないランナーには、伝え方を変えたり、アプローチを変えたりしていますし、なぜそのような動きになるのかを自分で走り考えたりもしてます。
そもそも私はエリートランナーではなく、中高大に陸上部に入り専門的なアドバイスを受けて練習したこともありません。40歳過ぎてから自分なりに試行錯誤して、出来ないことを少しづつ出来るようにしてきました。だからこそ、一般ランナーの分からないことがある程度分かりますし、分かろうと努力してます。
こちらは1500mのタイムイメージについてまとめてみました。
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昨日のウルプロ練習会は20分間走×2本+1000mで、明日の練習会は15分間LT走×6本です。
負荷など調整可能な練習メニューにしていますが、このような考えただけで嫌な気持ちになるような練習に真摯に取り組むウルプロメンバーからは大きな刺激を受けています。
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50代でも自己ベストを出すために必要なことを書いたシリーズはこちらです。